中年男性だし一人旅しようぜ

旧「非モテ系のままで生きていくブログ」から、中年男性の一人旅系のエントリを派生独立させました。中年になっても一人旅を続ける方向けの情報を発信していきます。過去記事の再掲も多いため、最新情報であることを保証はしません。一人旅派ならそのくらい自分で調べてね。

まだまだ現役!国鉄117系電車を見られる場所まとめ

普通列車なのに2ドア転換クロスシートの特急型っぽい車両という、鉄道ファンの心をくすぐる117系。どこか185系(こちらも近い将来引退することが確定的だ)に似た風貌をもっているが、前面のデザインがずんぐりしているように見えて可愛げがある。

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117系はまだ現役とはいえ、年式的にもいよいよ絶滅の危機に瀕しているといえるだろう。 特に、大所帯だった東海道本線における新快速の運用と、紀勢本線での普通列車運用が消滅したことで、117系は残存数を大きく減らしている。

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王寺駅で撮影した、和歌山線紀勢本線で使用されていた頃の117系。スカイブルーに白色の帯を巻いていた。僕はこちらには乗る機会もなく、227系に置き換えられていった。

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湖西線

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湖西線普通列車で運用される117系。こちらの117系は、通勤需要に合わせてクロスシートの一部をロングシートに改装しており、より多くの乗客を乗せることに特化している。しかしそれでは、2ドアである分乗降に時間がかかって不便そうだが、果たして。

ところで、僕は京都駅で何度か117系を見たことがあり、その度に写真を可能な限り撮影している。しかしそれも長くは続かないだろう。なぜなら、湖西線をはじめとした関西圏の近郊路線には、2023年にかけて近郊型車両の最新形式である225系が投入されるからだ。目的は、3ドア近郊型車両としては古参の221系おおさか東線関西本線に転属させ、そちらの201系や103系を置き換えることにあるが、そうすると同じく余剰となる上に年式の古い117系は、115系とともに引退ということになるのだろう。

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よって、おそらく117系湖西線で運用されるのは、最長であと3年弱というところである。あるいは3ドアの115系よりも、2ドアで乗降に不便な117系は、225系の投入が開始されたら真っ先に置き換えられるのではあるまいか。そうすると117系湖西線からの引退は割と近いのかもしれない。

山陽本線サンライナー

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山陽本線の岡山~福山間を結ぶ快速列車「サンライナー」で、4連の117系が運用されている。 僕は岡山に遊びにいった時、吉備の国フリーパスとかいう周遊きっぷをもっていたので、せっかくなので岡山~福山までを往復したことがある。

今では一部のローカル線でしか運用されていない115系も、かつては近郊路線車両として、快速線を爆音立てて走っていたではないか。僕は抵抗制御方式の国鉄型車両が奏でるMT54原動機の咆哮を愛してやまない。サンライナーは快速列車だから駅間がやたら長いのだが、その間MT54のその咆哮が車内に響き渡っていた。まるで185系115系に乗っているような気がして、とても懐かしく思えた。

国鉄岡山の異名のある岡山地区なだけに、こちらの117系はまだ当分運用され続けるのではないかという謎の期待がある。とはいえJR西日本の車両更新計画には注意を払う必要がありそうだ。置き換えるとしたら227系の投入によってだろうが、その投入状況によっては、広島地区があっという間に「國鐵廣島」を返上したごとく、岡山周辺の115系117系、213系などを置き換えてしまう可能性があるからだ。 117系はおそらく、今後数年間で、一気にその数を減らすだろう。乗り納め撮り納めは早めがいいだろう。

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